東京・物語散歩とは

 「東京・物語散歩」とは、千葉県習志野市の東邦大学付属東邦中高等学校で希望生徒対象に実施している課外活動です。小説や伝説など、物語に描かれている東京の街を、作品の具体的描写と比較しつつ歩きます。年に3回実施しています。1996年から始めて、5月の麻布十番散歩で64回目の実施となりました。高校生対象の活動ですが、中学3年生のみを対象にした散歩も、毎年10月末に行っています。

 次第に作品も多く見つかって、コースが充実してきているものの、その分だけ説明時間が多くなるため、移動距離も短くなるということも起きています。たとえば麻布十番散歩の場合では、以前は乃木坂から六本木に出て、さらに飯倉片町や狸穴方面にも足を伸ばしていましたが、今や半日コースでそっちまで行くのはとても難しくなりました。もちろんそちらを舞台にした作品もたくさんあるので、もったいないとは思っています。

 下の画像は、散歩に用いている手作りテキストの表紙です。クリックすると「最近の散歩から」のページに移動します。